サプリメントを摂ったところで、腸内環境が整っていなければ意味はない?

仏陀の教えではないですが、人間の持つ「四苦」生・老・病・死は
避けては通れないことです。

その中でも「老」は、時間的なもので、誰にでも平等です。

でも「病」は生活の中で少し気を付ければ避けて通れる、もしくは
軽度ですませることができるものです。

人間の体で、「体内」とはどこでしょうか?

人間の体が、ゴムのように伸びるとして。

口から手をいれ、食堂を通過、胃を通過、小腸・大腸を通過し、肛門から手が出たとします。そして、裏返してみたとします。

そうなんです。腹巻をひっくり返す感じです。

そうすると、食道・胃・腸は体の外側になります。

ということは、日常生活では「肌」と同じということです。

私達は「肌」に対して、とても気を使っています。

毎日紫外線対策をし、毛穴の汚れも気にして洗顔料を選びます。そして、様々な化粧品を駆使し「若さと美しさ」を維持しようと涙ぐましい努力をします。

そして、化粧品の品質には「防腐剤は使われていない」「鉱物系の原料は使っていない」などの表示を当たり前のようにチェックします。

でも、靴下をひっくり返した時に表に出た「胃・腸」に対してそれだけの注意を払っているのでしょうか?

人間の体の中というのは、腸から吸収されたそこからがスタート。

細胞に入ったところからが「体内」です。

ですから、胃や腸は体の外側で、そこにある汚れをとることや栄養を与えることや、傷やニキビがあったら当然治すことを考えなければならないわけです。

エイジングケアに大事な「腸内環境を鍛える習慣を身に着けること」とは?

私は、会社の健康診断で「要:大腸検査」の診断結果をもらったことで、人生初めての大腸の内視鏡検査を受けました。

結論として「問題なし」でしたが、自分の腸を見ることができて本当に良かったと思いました。

変な話ですが、「大腸に感謝したい」という気持ちになったことを覚えています。

2Lもの腸管洗浄剤をを飲んで腸がきれいになってからの検査ではありますが、そのきれいさに驚きました。胃よりきれいです。

「60歳近い自分でもまだこんなにきれいな状態で使えていたんだ」これからはもっと大事にしようと思いました。

さて、腸は「腸内細菌」の働きによって本来の役目を果たします。

例えば、

①腸内細菌は、病原菌を排除し、食物を消化し、ビタミンを合成します。
②人が幸福感を感じるとき、脳内には「幸せ物質」が分泌されますが、その前駆物質を合成して脳に送っているのは腸内細菌です。
③体内では、病気にならないために免疫が機能しますが、その免疫の働きは、およそ70%が腸内細菌が築いています。残りの30%は精神的なものとされています。

「今、腸を鍛えているぞ」と意識しながら、食事をすることができるのであれば、大変意味のあることだと、あなたは思いませんか?

腸をダメにする食べ物とは?

私達の担当医、成井先生からの食事指導で毎回おっしゃるのが「手軽でおいしいと感じるもの」に注意しなさいということです。

①スナック菓子・レトルト食品・出来合いのお弁当など。⇒科学的な旨味が添加されている。
②ソルビン酸⇒ハム・ソーセージ、魚肉練り物、パン・ケーキ・ケチャップのソルビン酸。保存料の入ったものを毎日のように食べていると腸内細菌の働きが阻害され、数も増えなくなります。
③うま味調味料⇒噛まなくても幸福感が脳へ直行する化学調味料(アミノ酸など)。依存性が高まり、脳は欲求する。欲求に負けて食べ続けることで腸内環境は悪化し、免疫力は落ちる。
④噛まなくてもおいしいと感じるものは、腸内細菌にとっては大嫌いな食べもの。

この4つを考えてみると、ついついやっていませんか?

腸を鍛える食べ物とは?

①味噌:人体に良い影響を与える微生物やそれらを含む食品を「プロバイオテクス」と呼びます。その中でも「味噌」がおすすめ。味噌には強力な抗酸化作用があります。また、みそ汁の具になるわかめや野菜には腸内細菌の好物がたっぷり含まれています。
②納豆:納豆菌。これは腸内細菌の大好物の一つです。
③オリゴ糖:腸内細菌の餌です。バナナ、はちみつ、大豆、玉ねぎ、ゴボウ、ニンニク等
④バランスを整える:悪玉菌を増やさないためには、毎日の食事から十分な量をとることが大切です。

活性酸素とは?

日本人の多い病気のほとんどに、活性酸素が関与しています。活性酸素に細胞が傷つけられると細胞の大半は死に、その中で変異したものからがん細胞が生まれます。その数は毎日3,000~5,000個と言われています。

活性酸素を除去するためには?

①よく噛んで唾液をたくさん出すこと。
②植物に含まれる化合物「ファトケミカル」を毎日取り入れること。
ファトケミカルには強力な抗酸化力があります。「赤・オレンジ・黄・緑・紫・黒・白」の野菜や果物。ファトケミカルは皮や茎に多く含まれます。丸ごと調理するようにします。
③がん細胞を殺してくれるのはNK細胞と言われています。このNK細胞の活性を高めるのは腸内細菌であり、活性をよわめるのは活性酸素とストレスです。
④がん細胞の制御と免疫を活性させる成分は「イオウ化合物S-アリルシステイン」です。臭みのあるにんにく、長ネギ、玉ねぎ、ニラやダイコン、わさび、キャベツに豊富に含まれています。
⑤グルカンが豊富なキノコ類は、免疫力も高めます。
⑥抗酸化力ナンバーワンは「プロポリス」。フラボノイドが有名。

サプリメントの摂り方は?

さて、ここまで腸内環境が大切なことを見てきました。

つまり、健康を意識してサプリメントをたくさん摂ったところで、腸内環境が十分に育っていなければそれを体が活かせないということになります。

サプリメントを摂る前に、腸内細菌の餌となる新鮮な野菜や果物、発酵食品を食べて、腸内バランスを整えることが大切だということになります。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする