糖質制限食10か条

父が、糖尿病で初めて入院したのは、私が小学生の頃。

「お父さん、入院することになったからね。」父が言ったのか、母が言ったのかは覚えていないんですが、子供ながらにとても不安な気持ちになったのだけは覚えています。

「いつまで入院するの?」と聞いたような気がするのですが、その答えをはっきり覚えていません。「死んじゃったりしないよね」と心の中で思っていたのは覚えているんですが。

子供にとって親の入院は、恐怖です。

結局、その時の入院は、数か月で退院できたのですが、見舞いに行った時の父の痩せようは、このまま家に戻っても寝たきりになるのではないかと不安になるほどでした。

そんな記憶があるくせに、自分の体にある遺伝子に受け継がれた「糖」に対する無頓着さ。

今になって、こんなにまじめに考えるならもっと早く気を付ければよかった・・・。

と思いきや、「糖尿病」に対する考えかたは一昔前の「カロリーと資質の制限」から「糖質制限」に完全にシフトしました。

先日見つけた平成6年の血糖値の検査結果。

問題は、その検査結果がホチキス止めされていた雑誌の中にある、糖尿病患者の食事についての記事です。

よく母が、一単位はご飯だと何グラムと言って、毎回はかりにお茶碗を乗せていたのを思い出しました。

そうです。糖質じゃなくてカロリーの制限だったわけです。

病気に対する治療は、新たな研究とその論文発表によって180度変わってしまうことがあるんだと、親子二代での「高血糖」の治療を通じて気付かされています。

生まれ落ちた時代で寿命は変わってしまう・・・・ということです。

父が生きていたら、私の今の食生活に「大丈夫か・?おい?」というでしょうね。

さて、成井先生のご指導のもと。私達夫婦が守っている「糖質制限10カ条」まとめるとこういうことになります。

タンパク質と資質を中心とした食事をとる。

魚介類・肉類・豆腐・納豆・チーズなど、たんぱく質や資質が主成分の食品はしっかりたべてよい。

糖質は極力控える。

白米・精白パン・めん類のほか、和菓子・洋菓子・スナック菓子、白砂糖など、精製された高糖質食品は避ける。

主食をとる場合は、未精製の穀物を選ぶ。

主食をどうしてもとりたい場合は、血糖値の上昇が緩やかな未精製の玄米・全粒粉パン・十割そばを選ぶ。

飲料は牛乳や果汁は飲まず、水やお茶を飲む。

ジュース・清涼飲料水は糖質が多い。牛乳も乳糖が含まれているので避ける。(1日にコップ一杯程度なら可です)。豆乳は成分無調整タイプのものを選ぶ。

野菜・海藻類・キノコ類は適量、果物は少量とる。

野菜は糖質の少ない葉物野菜を中心にとる。果物は少量なら可。

油はオリーブオイルや魚油をとり、リノール酸は減らす。

心臓病・脳血管系疾患やアレルギー性疾患の原因になるリノール酸の多いサラダ油・コーン油は極力減らし、DHA・EPA・アルファ‐リノレン酸・オレイン酸の多い魚油・エゴマ油・アマニ油・オリーブ油などを積極的にとる。

マヨネーズやバターはOK。

マヨネーズは無糖のものを選ぶ。バターはOKだが心臓病の原因と問題視されているトランス脂肪酸の多いマーガリンは不可。ソース・ケチャップは糖質が多いので極力減らす。

お酒は焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を適量ならOK。

焼酎・ウイスキーなどの蒸留酒はいいが、ビール・日本酒・白ワインは控える。赤ワインはグラス1杯程度なら可。

間食はチーズやナッツ類を中心に適量とる。

飲酒時のおつまみも同様。菓子類ドライフルーツは不可。

できるだけ添加物のない安全な食品をえらぶ。

糖質制限についていろいろ調べてはみるが、あまり細かいと覚えるのも嫌になるし「じゃー何食べればいいんだよ!」とやけくそになりがちです。

そこで、私たち夫婦があみ出した「ミニマムな食生活」とうより「ミニマムな食材選び」。

あれもこれも買わない。

「たべてもいいものだけしか冷蔵庫・食品庫」= 「着るものだけしかクローゼットにない」

それしか使わない献立。

最初は「なーんも食べられないじゃん」と思っていたが、組み合わせでいろいろできるものです。

吟味した材料で安心して調理する。これは、この年齢で気が付いて本当に良かった。

あっ。この調理の仕方にも「やってはいけないこと」があるんです。

せんせ
電子レンジは食器を温めるためにあるのよ

げんさん
えええええええ

電子レンジを使って調理したものを食べるとがんになる・・と、言っていた同僚がいました。

みんなで「なんだその都市伝説?実験結果でもあんの?」と集中攻撃。

「同じ犬で、餌を変えて実験したら、電子レンジ使って調理した餌を食べた犬が速く死んだんだよ」

「同じ犬でどうやって実験するんじゃい?」

こんなやり取りがあったわけです。

その同僚の一人住まいの家には電子レンジはなく、コンビニ弁当も絶対に温めないで食べるほどの徹底ぶりでした。

ところがここにきて、主治医の先生からの「電子レンジは食器を温めるだけ」という天の声が聞こえて。

犬の実験の真意はわかりませんが、私達夫婦の食事で電子レンジが使われることは、ほぼなく無くなったのは事実です。

成井先生曰く、電子レンジでの調理が及ぼす食品への影響は、調理の温度による栄養価の変化だということなのですが。

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