「万が一に備えること」もやるべきことじゃないのか?我が息子よ

かっくん
おれ、何にもできないことにきずいたわ

いったんこ
おっ。どうしたんじゃい?ししょうなことをいっとる。

 二男の持ち物から、やっと私の名前が消えた。

息子が、私からのお下がりの車を下取りにして、ジープタイプの軽自動車を買った。もちろん中古だ。だけど自分名義の車。

これからは、住宅も車も保険もなーんもかも、夫婦でやることになる。

おもむろに、

かっくん
おれ、自転車やろうと思ってるんだ。トライアスロンは泳ぎがいまいちだからね。

げんさん
おー。

かっくん
ロードレース、自転車かついで山昇ったりするやつ。もってた自転車を後輩に譲って、新しい自転車買ったんだ

いったんこ
ほー

かっくん
前にも後ろにも進むやつ

いったんこ
ブレーキついてんでしょうね?

かっくん
うん、公道走るからつけた。自分でペダルを踏んだ分だけ進むんだ。バックもできる

いったんこ
踏んだ分だけ進む?前にもうしろにも?意味ありげだな。

どうやら、何かを考えているらしい。あまり突っ込まないで黙って聞いてる。

かっくん
おれさ、高速で車壊れた時さ、何にもできなかった

かっくん
子供んとき、自転車パンクした時、親父が水に入れて、プクプくやってたのも自分じゃなーんもできない

かっくん
子供んときみんなでいろいろ作ってけど、工具の名前も解んなければ使い方も解んない

いったんこ
あんた、小さかったから、かなづち持たせなかったしね。

かっくん
ペンキの薄め方も解んない。

かっくん
できるようにしたいんだよね。

そこですかさず、
いったんこ
キャンプに行っても、テントもはれないし火も起こせない?

かっくん
そうそう、男なのに、サバイバルできない。だから、できるようにしたいんだ

いったんこ
いまは、すんぐぉく簡単なテントと、ガス台売ってるぞ。まるで自分の家が外に行ったみたいになるぞ。引き出しの付いたタンスみたいなのもあった

かっくん
そういうんじゃなくて、火を起こせるようにしたいんだ

私が思うに、何が起こっても家族を守ろうという気になったらしい。

彼は、日曜日にショッピングモールへ行って時計の電池交換で30分ほど椅子に掛けて待っている間、買い物をしている家族連れのお父さんたちを見ていた。息子「みんなぽっちゃりしてた」・・・ように見えたらしい。彼は、自分はどうなりたいかを考えたようだ。

すかさず息子に一言

いったんこ
子育てしている親は、一生懸命働いて休みの日には家族連れて買い物に来るんだ。自分の体がどうなっているのかなんて気が付くころには、数値は全部赤ランプだよ

げんさん
そうだ、そうだ。

かっくん
そういうことだよね。がんばろう

ふふーん。

何かを気づき始めているようだ。

親になる心構えでもはじめたのかいな?

いったんこ
ところで、自転車で走るなら、ちゃんと保険に入ってから走りなさいよ。一億円近くの賠償するようになることもあるんだよ

かっくん
ゲッツ!一億??

いったんこ
自転車で人に怪我でもさせてら、大変なことになるから。今の車の保険でも付帯されているかもしれないけど。ちゃんと確かめてね。帰ったらすぐにやりなさいよ

かっくん
うん、わかった。保険屋さんに電話すればいいのね?

いったんこ
そう、すぐやってよ。それまで乗るな!

子供の成長を、手を出さず見守るのは忍耐がいりますね。でも、人様の命を奪ったり、傷つけるようなことだけは絶対にしてほしくない。

若い頃は、「もしも」をイメージすることが難しいです。

「今のもしも」よりも、少額のお金が大切に感じることもあるんだろうな。でも、家族をもって守るものができると「大事なものが傷つけられたら・・。」ということを、想像することができるようになるのだと思いました。

まず一旦落ち着いて環境を整えなさい。「もしも」に備えなさい。

息子が帰った後で。

げんさん
何やら自分でやりはじめましたな。なかなか良いですね。俺の息子にしちゃー上出来だ

いったんこ
お父さんが、いつもご飯作って食べさせたからじゃない?ご飯を食べさせてくれる人には逆らえん。報告にもくるさ

息子はどんな家庭をつくるのか?

少し離れてみていることにいたしましょう。

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